逆三角形に配置された3つの要素の配置,形状,大きさの違いによる印象評価シミュラクラ現象の効果により人は逆三角形に配置された3要素を顔として認識してしまうが,3要素の違いによる印象の違いは解明されていない.そこで,本研究では,顔輪郭と逆三角形に配置された3要素を持つ顔(以下“顔”)を対象に3要素の配置,形状,大きさの違いがもたらす印象の変化の有無を明らかにすることを目指して3つの実験を実施した結果,“顔”の認知特性に関する新たな知見を3つ得ることができた.佐藤 満里絵鈴木研究室2022年度顔印象