【プログラムレポート04】
WS#01 「ラトビア、融合の建築」展を考え、作る活動01
講師:中田千彦(建築家、宮城大学教授)、渡邉武海(デザイナー)
日時:2017年5月18日(木)18時30分〜20時00分
場所:宮城大学 大和キャンパス 412講義室

 7月に学内で開催が予定されている展示会「ラトビア、融合の建築」展に関するプログラムの第一回目である今回は、初めにラトビア展の概要とともに、東京工業大学博物館で行われた巡回展第一回目を参考に、会場レイアウトの方向性や展示に用いる木製フレーム等の基本的な情報を整理した。今回、展示会場となる宮城大学のブリッジ棟ギャラリーと東京工業大学博物館での展示の大きな違いは、会場の規模である。東京工業大学博物館は広く天井高も高かった。一方、ブリッジ棟ギャラリーは狭く天井高もあまりない。そのため、展示の際に使用される木製フレームが使用できるか、あるいはブリッジ棟ギャラリーに入れることができるかが問題となった。この展示会では、10のテーマをもとに写真をパネル化し展示する。その際に使用されるのが木製フレームである。一つのテーマに使用する木製フレームの大きさは、幅が約2m、高さが約2.15m、奥行きが約0.85mである。この大きさのものが10個ブリッジ棟ギャラリーに入れることができるか、また、できない場合ギャラリーの壁面を使用することになるが、その場合どのような会場レイアウトを行うべきか、今後の課題となる。また、東京工業博大学物館で行われた際、告知等の広報物はポスターのみであったが、今回はポスター以外の告知等はどうするか等も今後検討すべきとなった。
最後に、開催までのスケジュールを確認した。7月の会期までは日数が多くなく、また、展示会場であるブリッジ棟ギャラリーを今回の展示会で使いやすいように今後インスタレーション(改装)をしていく必要がある。6月後半から会期前までブリッジ棟ギャラリーを使用する展覧会の予定があるため、その展覧会の前までにブリッジ棟ギャラリーのインスタレーション(改装)を行わなければならなくなった。そのため、次回はブリッジ棟ギャラリーの現状把握と共に、今までよりも使いやすいアイディアを出しあいながら話し合いを進めることとなる。また、各々ラトビアについての情報を把握し今回の展示会をどのようなものにするのかを考え、今後の話し合いに臨むことが必要である。
事業構想学部デザイン情報学科4年
大橋佳凛

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