2015年秋より、研究室所属の有志学生により、ネパール大地震の被災地の支援として「ながしずてぬぐい for Nepal x FIDR」プロジェクトが進められてきました。
「ながしずてぬぐい」は、宮城大学事業構想学部中田千彦研究室の学生と有志によって、2011年3月11日に発生した東日本大震災被災地である宮城県南三陸町戸倉長清水(ながしず)地域の復興支援活動の一環として展開してきたプロジェクトです。
震災から4年半の時間の経過の中で、ネパール大地震に被災し、倒壊した学校で学んでいた子供たちのための仮校舎建設に尽力されているFIDRに、その活動を支援し、仮校舎の建設費用の一部を寄付することを目的に始めたのが「ながしずてぬぐい for Nepal x FIDR」プロジェクトです。
研究室のメンバーの数人が、大学が主催するベトネム研修に参加した際、現地で少数民族の生活環境改善に取り組んでいりFIDRのメンバーのかたと交流をはじめたことがこのプロジェクトの発端でもあります。
今回、学生たちが「ながしずてぬぐい」シリーズの新たなデザインとしての「ながしずてぬぐい for Nepal x FIDR」を製作し、その売上をネパールでの仮設校舎建設のための寄付金とさせていただくという企画でした。

ながしずてぬぐいfor Nepal × FIDR ネパールの国旗の赤と青を配し、日本とネパールのそれぞれの国の花「桜」と「しゃくなげ」を図案化。その二つのシンボルを青海波で描かれた海がつないだデザインとなっています。

こちらは同じ図案を用い、月の光が波間にきらめく月光バージョンです。

 
 
 
 
 
おかげさまで多くの方にご支援をいただき、2016年3月31日までの間、81,747円の支援金が集まりました。
現時点では、仮校舎建設のための十分な寄付にはまだいたておりませんが、まずは少しでもネパールの復興にお役立ていただけるよう、これまでのご支援の全額を寄付させていただきました。
有志学生によるネパールへの支援活動は今後も継続していきます。
ご興味のある方は是非こちらのフェイスブックページをごらんください。

てぬぐいの解説を記載したリーフットを学生たちが製作している様子。全部てづくりです。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

完成し、納品された手ぬぐいを掲げる有志学生たち。中心の男性は今回のてぬぐい製作をお願いした永勘さんのスタッフ。宮城大学の卒業生です。

ながしずてぬぐい for Nepal × FIDR のオリジナルアイコン

追記:
「ながしずてぬぐい for Nepal」プロジェクトは、引き続きNepal大地震で被災した皆さんの支援を行いますが、2016年4月14日より続く熊本地震の被災地の復旧・復興支援にも役立てていきたいと思います。皆様のお力添えをお願いいたします。

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