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祈りは太古の昔から、様々な時代、様々な場所で行われてきました。芸能、 工芸、祭り、絵画、風習、食事、音楽、建築..「祈り」は形を得ることで、 多くの人に共有される大きな願いとなりました。それにはその地域で特徴的 なものも、時と場所を越えて共通性を持ったものもあります。
そして現代、 私たちは様々な技術、材料、情報を駆使して多様な表現が可能になりまし た。様々な情報、主張が氾濫する今私たちは、現代の視点で連綿と続く「祈 り」の行為を再解釈しようと考えました。私たちは今、どのような形で、どのような「願い」を共有することができるでしょうか。
WOWプロジェクト序文より引用
演習概要
WOW×宮城大学デザインスタディセンターによる連携教育プロジェクト。WOWから投げかけられた「いのり」をキーワードに、東北を民俗学的な視点で見つめ直し、身近にありながらも見落としてきた様々な事象に「物語」という新しい姿を与えます。
多様な領域から外部講師を招き、レクチャーやワークショップを通じながら、オンライン時代ならではの取材や情報収集を実施。その結果をメディアデザインを通じて、作品へと昇華させます。
作品は宮城大学デザイン研究棟1Fオープンスタディにて展示予定し、これから続いていく長篇「いのりのかたち」プロジェクトの一遍となることでしょう。
担当教員
宮城大学/茅原拓朗、鹿野護
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